からからつみき108が108mmであることの意味

 

108という数字は日本人にはとても馴染み深い数字です。

例えば108回鐘を撞く大晦日の除夜の鐘、これは人間の煩悩の数とされています。

苦労の様を伝える四苦八苦(4×9+8×9)の合計も108です。

何度も失敗しながら積み上げるからからつみきには納得の数字です。

古来、お寺の瓦に「九」の文字を彫りつけ、厄除け、邪霊よけとしたり、陰陽のお札に「九」の文字を沢山記し、魔除け、厄除けとしたりもしました。

 

からからつみきのサイズの9も27も54も108も、いずれの数字の和も9になります。

そのほかにも「9」の持つ不思議な性質は数多くあります。

 

からからつみきは、もともとかまぼこの板でした。昔は蒲鉾板を作る際に用いるの寸法は尺貫法です。

さすがに現在の管理はミリ単位で表現されますが、昔から続く店舗では今でも寸分で呼称されています。

1寸は約3cm、1分は約3mm です。尺貫法で表記すると、からからつみきの長さは「3寸6分」となります

からからつみきのサイズは今後も変わることがありません。

からからつみきの108mmに感謝し、10月8日を感謝の日とさせていただきます。